2013年6月30日日曜日

市民公開講座「第23回サタデープログラム」リポート

昨日(6月29日)開催された、市民公開講座「第23回サタデープログラム」ですが、残念ながら関東地方在住の当ブログ管理人(種子島)は取材に行くことができませんでした。

しかし、丸さんから当日の様子を聞き、画像を提供してもらいましたのでここにご報告します!

実は、事前に会場の情報があまりないと聞いていたのでちょっと心配していたのですが、その心配は杞憂に終わり、丸さん&キングカイザーに用意された講演会場はプロジェクター、大スクリーン完備の非常に整った環境だったとのこと。

パフォーマンス中のキングカイザーをビデオカメラで撮影して大スクリーンに投影するという演出もあって、存分に講演、パフォーマンスができたそうです。

会場は80席のキャパシティだったのですが、立ち見も出て参加者は100人ぐらいという大盛況状態。

参加者は、中学生が3割ぐらいで、後はファミリー、成人男性という感じだったそうで、イベントなどで配布している、キングカイザーのカード40枚持参してお子さんに配布したところ瞬く間になくなってしまったそうです。

キングカイザーのパフォーマンスは、キングカイザーJ2のドロップキックリアルキングカイザーのモーションキャプチャという流れで、最後に2名の参加者の方に体験操縦してもらったそうです(屋内ということもあって、瓦割りは講演内容に組み込まなかったそうです)。

参加者の皆さんは二足歩行ロボットのことや、ホビーロボット実践にまつわる貴重なエピソードの数々、そして、キングカイザーのパフォーマンスで非常に楽しいひとときを過ごされたと思うのですが、講演者である丸さん自身にとっても「本当に楽しい体験」だったそうです。

当初、講演依頼を受けた丸さん、ほかの講演者のそうそうたる顔ぶれに、自分の出る幕ではないのでは? と思ってしまい辞退しようとしたそうですが、講演が実現して本当に良かったです。

この日、丸さんが実践してきたこととキングカイザーの実機を見てインスピレーションを得た参加者が「自分も何かやってみよう!」と思ってくれたら良いですよね。

プロジェクター、大スクリーン完備という充実した環境で講演
モーションキャプチャによる操縦デモ

参加者による体験操縦も行われた

2013年6月23日日曜日

「日本一テレビ 第二回」2013年6月22日放送分の内容

日本一テレビ 第二回」が、昨日(2013年6月22日)放送されました。

キングカイザーが登場したのは、もちろん「リアルロボットバトル 日本一決定戦!」に関するパートです。



番組は、歌唱力、知識(クイズ)、お笑いパートの順番で構成され、「リアルロボットバトル 日本一決定戦!」は最後を締めくくりました。

見逃してしまった方のために、その「本番まで待てない!! リアルロボットバトル 日本一決定戦 参加者勢揃いSP!!」と題した番組の内容をリポートします。


まず2013年12月に、2m近い巨大ロボットがどのように闘うのかルールが解説され、次に参加チームとロボットの制作現場が紹介されました。

ルール、レギュレーション関連の情報としては、

出場するロボットは全8体
バトルはトーナメント制
体長150cmから200cm、重量330kg未満
ボディに付けた複数のコア(センサ?)を制限時間内に破壊しあい、破壊した数が多かった方が勝者

ということで、番組内で「2m級の自立型ロボット同士のバトルは世界初!」というアオリ文句もありましたが「自立型」というのがミソですね。油圧ケーブル付きでガッシャンガッシャンというのは、米国でやっているみたいですので。

次に参加チームの紹介がありました。
まずは、今までにすでに紹介済みの4チームです。

バトルエントリー No.001
日本大学 理工学部精密機械工学科チーム
レスキューロボットの研究開発などをしている、羽多野准教授と学生さんのチームです。

バトルエントリー No.002
マル ファミリーチーム
ご存じ我らがキングカイザーのMARU Familyチーム。番組では、「数々のロボットバトルで優勝経験を誇る!」「唯一、親子で参戦するチーム!」と、瓦割り、マスタースレーブシステムのデモンストレーション映像と共に紹介されました。

バトルエントリー No.003
THK株式会社 ロボットサークルチーム
THKは、国際宇宙ステーションで研究中のロボットハンドをJAXAと共同開発している企業で、そのロボットハンドを開発した永塚氏が率いるチーム。当バトル、最年少応募者である清水君とのコラボで、剣を持った多腕(?)の武者ロボットになる模様です。

バトルエントリー No.004
世界まる見え! テレビ特捜部チーム(制作:Robotma.com、協力:浜野製作所)
本バトルでいちばん出場ロボットが予想しにくいのが、このチームではないでしょうか。映像では、ビートたけしさん、所ジョージさんが参加する打ち合わせ風景が流れていましたが、「すいません。すいません。どーもすいません」と平謝りするたけしさん、「うんこ付けてる」としかいわない所さんといった具合で、まったく意味がわかりませんでした(まあ、お笑い担当チームということでそういう編集をしているのでしょうが)。

と思いきや、最後の最後にRobotma.com代表取締役 岡田氏が制作を担当するということが判明しました。デザイン画では、右手に鋼鉄のピコピコハンマー、顔面のシールドが開くとたけしさんの顔が出現するという仕様となっていました。

そして今回、参加が明らかになった残りの4チームです。

バトルエントリー No.005
はじめ研究所&西淀川区の町工場の皆さんチーム
はじめ研究所 社長 坂本氏が率いるチーム。11年間、重工メーカーに勤務していた、ロボット制御などの専門家である坂本氏が大阪府西淀川区の町工場の皆さんとチームを組んでの参戦です。

バトルエントリー No.006
愛知工業大学 鉄人プロジェクトチーム
古橋秀夫教授が率いるチーム。鉄人28号が大学の公式イメージキャラクターということがあって、鉄人28号をイメージした身長2mのロボット「鉄人10号」で参戦です。腰部にパラレルリンク機構を採用することで、強力なパンチを繰り出すことなどができるようになるそうです。

バトルエントリー No.007
東京工業大学 ロボット技術研究会チーム
学生だけで挑むチームです。バトル用ロボットのミニチュア試作品が紹介されたのですが、4脚というよりも4輪といった、安定感があり機動力も高そうな機体が紹介されていました。

バトルエントリー No.008
沼津工業高等専門学校 電子制御工学科
青木研究室チーム
助教の青木氏が率いるチーム。研究している医療ロボット用のメカナムホイールというものを使用して、バトル中に相手と正対したままで前後左右、斜め、その場での回転ができるロボットを制作中ということです。

以上、とうとう全チーム出そろった「リアルロボットバトル 日本一決定戦!」ですが、今後のロボット完成に向けていよいよ目が離せなくなってきました。

もちろん、「キングカイザーZ」の情報も丸さんから届き次第、可能な限りお伝えしていきますので(バトル前に情報開示しすぎると対策されてしまいますので)、ご期待ください!

2013年6月17日月曜日

「日本一テレビ 第二回」2013年6月22日放送決定!

本日は、丸さんから届いた耳寄りな情報をお届けします。

日本一テレビ 第二回」が、2013年6月22日(土)13:30から16:55に放送決定! 「リアルロボットバトル 日本一決定戦!」の情報も含まれているとのことです。

今回は、前回放送されなかった4チームに時間が多く割かれることになるらしいのですが、もちろん我等がMARU Family、キングカイザーチームも出場チームの1つとして紹介されますから、目が離せません!

今から放送が楽しみです。



2013年6月16日日曜日

「東京おもちゃショー2013」ロボット関連出品紹介

今回は、ちょっとキングカイザーとは離れた内容なのですが、キングカイザーファンならきっと気になるであろう、玩具メーカーのホビーロボット関連情報です。

ITmedia ねとらぼの取材で「東京おもちゃショー2013」に行ってきたのですが、アーテックブロックのロボット関連製品の試作品と、タカラトミーのOmnibot試作品(ゾイドとトランスフォーマー)が出展されていました。






詳細は、筆者(種子島)の個人ブログで映像入り紹介していますので、気になる方はご覧いただければと思います。

「東京おもちゃショー2013」リポート、Artec編

「東京おもちゃショー2013」リポート、Omnibot編

こういう製品がきっかけでロボットをはじめて、オリジナルロボット制作の道に入り、将来は「キングカイザーのライバル登場!」ということになれば、よりいっそうホビーロボットが盛り上がってくれるのではないかと思います。

2013年6月10日月曜日

市民公開講座「第23回サタデープログラム」続報

先日、情報をお伝えした市民公開講座「第23回サタデープログラム」ですが、公式ホームページで詳細が公開され、申込受付も開始されましたので改めてご報告します。

講座一覧によると、2013年6月29日(土)に行われる丸さんの講演は、

講座番号21
第3部 14:00~15:30

とのこと。

丸さんに当日予定している講演内容を確認したところ、キングカイザー制作秘話や質疑応答はもちろんのこと、ROBO-ONE以外では初披露となるドロップキックのデモンストレーションも考えているということでした。

個人プロデュースにもかかわらず内外メディアにも数多く取り上げられている、キングカイザーというプロジェクト。

キングカイザープロジェクトがどのように成功に導かれてきたのか、という点で、ロボットにあまり詳しくない方にも興味深い講演となるのではないでしょうか。

名古屋市やお近くにお住まいの方は、講座申込みしてみてはいかがでしょうか。



2013年6月8日土曜日

「世界まる見え!テレビ特捜部」2013年6月3日(月)放送分リポート

2013年4月8日放送分から、DIGAの不調で録画されておらず、見逃していた「世界まる見え!テレビ特捜部」ですが、6月3日分を観ることができたのでリポートします(なぜか番組表では録画予約になっているのに、予約表には表示されないという状態になっており、いったん番組表の予約を消して、予約しなおしたところ、ようやく録画できました)。

もちろん、「キングカイザー応援ブログ!」管理人である私めの目当ては、キングカイザーが出場予定の「日本一テレビ リアルロボットバトル 日本一決定戦!」情報以外にあり得ません!

4月8日も最後にちょこっとだったので、今回も辛抱強く最後まで観ます(とかいいつつ、けっこうおもしろいので観てしまいます。フランスの山岳救助隊、パキスタンの自爆テロ少年、フセインの息子の影武者の話がなかなかに衝撃的でした)。

そしてラスト……なんと、ロボットバトルには何も触れられず終わってしまいました。

うーん。あんまり明かすとバトルに影響でるというのはわかるのですが、何か一言だけでもよいのでほしかったなあ。

次回、6月17日(月)の放送には期待したいと思います。

いちおう自分が見落とした放送回について丸さんに確認したところ、丸さんもアイドルロボット(仮)などの制作に忙殺されていて、チェックしきれていなかったそうですが、まる見えチームのロボットのイラストが公開された放送回があったとのことです。



2013年6月4日火曜日

丸氏がアイドルロボットを制作中!?

MARU Familyの公式ホームページ(2013年4月23日、27日、5月27日、28日、6月3日)で、すでに報告済みなのでご存じの方もいらっしゃると思うのですが、またまた丸さん驚かせてくれます。

自分の勝手なイメージでは、瓦割り、ドロップキック「燃える」漢のキングカイザー=丸さんだったのですが、なんと今度は歌う、踊る「萌える」アイドルロボットを制作中だという……。

丸さん守備範囲広すぎです!

ちょっと話を聞いたところ、どこかのロボット競技大会で踊らせようかな、というレベルの話ではなく、2013年7月にフランスで開催される第14回ジャパンエキスポに出展するためのプロジェクトに参加して、ロボット本体のハードウェアを制作しているとのこと。

実は私(このブログ管理人の種子島)、丸さんのホームページ2013年6月3日付で公開されているアイドルロボットのフレーム(メカニズム)画像のモザイクをかける前バージョンをちらりと見せてもらったのです(やー、応援ブログ管理者特別権限ですね)。

それが! まだ金属剥き出しにもかかわらず、両手、両脚をそろえて腰掛けた姿がなんとも女性的というかなんというか、ちゃんとアイドルしていてビックリしました。

これで愛らしい外装が装着され、動き出したらいったいどうなるんだろう? パリ陥落なんじゃないの!? という。

外装の制作はこれからということで、公開はジャパンエキスポ開催直前あたりになってしまうかも? という状況らしいのですが完成が非常に楽しみになりました。

諸事情あるプロジェクトということで、詳細は情報公開を待たねばなりませんが、応援ブログでも可能な限り続報をお伝えしていきたいと思っています。


2013年6月3日月曜日

市民公開講座「第23回サタデープログラム」で丸氏の講演決定!

名古屋市の東海高等学校、中学校で行われている「サタデープログラム」は、「東海高校・中学校にて、愛知県及び名古屋市の後援の下、私学助成金によって運営されている土曜市民公開講座」とのこと。

その講座の実行委員から、このほどキングカイザー制作者としてお馴染みの丸さんに講演依頼があったそうです。

丸さんの公式ホームページ「MARU Family」(2013年5月4日)の記事に、「過去にはノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生や藤子不二雄A先生、TVでおなじみの池上彰さん等が講師を務めているじゃないですか!」という丸さんの驚愕の声があります。

この事実を知った丸さん、さすがに辞退しようと思ったそうです。

ところが、丸さんにオファーしてくれた現在、中学2年の学生さんが、昔「キングカイザー」を知ったことがきっかけでロボットの勉強をはじめた……そして、やっと今回、3年越しで機会を得て丸さんに講演依頼することができたという事実。

これを知った、丸さんこの大役を引き受けることにしたそうです。

「第23回サタデープログラム」は、2013年6月29日(土)に開講予定。

いま公式ホームページに講座一覧(速報版)が掲載されており、6月9日(日)には、詳細の発表と講座参加への申込み受付が開始されるそうです。